うちの、台所は、畑と、つながって、います。
ひろい、えんがわは、あらいものの、かごを、ほすのにもいいし、 畑の、たべものを、あらったり、きったり、仕事するのに,とても、いい。 とうもろこしや、たけのこの、かわを、はいだり、いもも、あらいます。 うめをつけたり、らっきょうを、つけるときも、えんがわで、あらったり、おへそを、 とったり、します。 えんがわは、2間の4間の、ひろさです。ひできさんがこしらえてくれました。もともと、タイ人の、おうちに、いくと、しゃがんで、台所の、したごしらえを、するので、らくちんなのを、おもいえがいていました。10センチぐらいの,木でできた、お風呂のいすみたいなのに,こしかけて、 かわむきしたり、まめの、すじを、とったりします。 そんなかんじで、イメージして,えんがわを、つくりました。 えんがわに、パッカマーというぬのをしいて、ごはんもたべます。 ゆかで、たべると、くつろげます。 かぞくだけの、ときは、台所の、ちいさなつくえで、いすにすわってたべますが、 大勢で、たべえるときは、ゆかが、べんりです。 これも、タイの人たち風です。 台所は、文化だと、いう、ともだちが、いました。たしかに、わたしの、ありようだったり、なにを、たべてきたかだったり、考えるところが、いちばんでるところだと、おもいます。 地球のことを、かんがえると、台所は地球の、いりぐちだと、おもいます。うちの、よこを、ながれる、かわに、台所の、洗い物の、おみずは、流れます。 そして、田んぼに、はいります。 田んぼが、ないときは、ずんずん、したへ、したへと、くだり、日御子川にそそぎ、 物部川で、たくさんのお水とともになり、水は、海へとたどりつく。 だから、おしるものは、土の、あるところへすてたり、家畜の、えさに、あげます。 うつわを、あらうときも、お湯で、どうしても油汚れの、ひどいときは、灰汁を、つかいます。それと、ときどき、ほんのちょっと、せっけんを、つかいます。台所のものにも、プラスチックのものは、つかいません。きもちが、いいもの、木や、土のもの。そして、土にかえるものを、つかいます。ラップの、かわりは、映画、「初恋のきた道」を、みてから、やきもののおさらで、ふたにします。いつもは、みられない,高台の部分が、みられて、なんだか、うれしいいのです。 これは、わたしが、うつわと暮らしていると、かんじる、ときです。 だから、つかわないことより、工夫する、たのしみが、またわくわくします。 だから、だれか、ともだちのところにゆくと、たのしみは、どんな台所で、何を食べて暮らしているのかなと、気になり、つい、きょろきょろみてしまいます。 ほんとうの知恵や、工夫は、どの雑誌をみても、でていないと、おもいます。 ひとから、ひとへ、つたわる、なまものです。音楽だと、ライブです。 遊びにいっても、台所が、みえないところに、あったりすると、がっかりしちゃうのです。 じぶんと、ちがうところに、工夫しているところを、知りたいのになあ。 地球のうえに、生きている、わたし。その、まんなかに、あるのが、台所です。
by tanemakibito
| 2007-12-05 20:25
| 地球のうえの台所
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