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種まきびとの夢みるところ−ちくちくの毎日

毎日、ちくちくと、展覧会にむけて、しごとを、している。
もう、ほかのことなど、できなくなって、すごい,集中力で、
ぬいぬいしている。
イメージして、ねむると、つぎのひには、できるようになったのは、いつのころからだろうか。
わかいころは、ゆめみたことだった。
ながく、つくることが、おもいどうりにならなくて、なやんだ。
いまは、つくるまえが、たのしい。
はやく、つりたいけれど、つくりおえると、もったいないので、わざと、ゆっくり、つくる。
ここが、たのしい。イメージして、かたちになるまでが。
ゆめみたことは、なにか、ちからを、もっている。
実現できるという自信と、なにか、アニミズムみたいな。これも、一つの夢見だろうか。
わたしと、自然のあいだで、かわされる、こと。
ここまで、集中するために、じぶんを、たかめること。
ほかごとに、まどわされないように、じぶんのなかにはいってゆく。ふかく、ふかく。もりのなかは、みどりのゆびと、もののけのかみが、いっぱい。
じゃまされないように、ちくちくと、畑だけしていれば、
それで、じゅうぶん。
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by tanemakibito | 2007-12-14 00:09 | 種まきびとの夢みるところ
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